金融機関ならではのメール配信施策についてお話します
シナジーマーケティングの高橋です。
金融機関ご担当者のみなさま、突然ですが私から1点、質問をさせてください。
あなたはある日突然、人事異動でマーケティングを担当する部署に異動になり、上長から以下のように言われました。
このシーン、あなたならどのような集客方法を上長に提案しますか?
数多くの集客方法があるなか、広く多くのお客様獲得を目指す場合には、WEB広告という手段を選択するケースも多いと思います。
確かに、WEB広告は集客に有効な施策であることに間違いありません。
しかし、WEB広告だけで集客を伸ばすには限界があります。
本日は金融機関様にとっての強力なマーケティングの武器であるにも関わらず、その集客効果にはなかなかスポットライトが当たりにくい「メール配信施策」についてご紹介していきたいと思います。
<目次>
1)なぜメール配信施策をおススメするのか
「メールは開封されにくい(見てもらえない)のでは?」と思われていませんか。
私自身も日々、たくさんの企業様からのメールが受信ボックスに未読のままたまっていく状況ですので、
ご担当者様がそう思われるのも当然かと思います。。
しかし、メールはいまだに利用率が高く、金融機関様にとっては有効な集客方法なのです!
実はメールのポテンシャルはいまだに高い!
以下のデータをご覧ください。
(出典:総務省 通信利用動向調査(令和元年調査))
インターネット利用者のインターネットの利用目的・用途を見ると、
電子メールの送受信(76.8%)
が最も高く、次いで
グーグルやヤフーでの情報検索(75.6%)
ソーシャルネットワーキングサービスの利用(69.0%)
となっています。 年齢階層別のデータを見ても、電子メールの送受信はほぼすべての年齢層で高くなっています。 このことからも、メールは世代を問わずよく使われているツールであるということが言えるのではないかと思います。 ・・・私もそういえば毎日1~2回、必ずメールはチェックしますし、気になる企業様からのお知らせなどは 必ず開いておりました^^;;
金融機関ならではのインセンティブ
こちらも、参考にしていただきたいデータがあります。
(出典:全国銀行協会銀行カードローンに関する消費者意識調査(2020年3月31日))
消費者金融やクレジットカード会社のキャッシング・カードローンから借り入れをするのではなく、銀行カードローンを選んだ人の理由として、
信頼できる(70.3%)
安心感がある(61.4%)
が上位になっています。 このことは、ユーザーは取引が既にある銀行に対して、信頼や安心を感じている傾向が強い特長があることを示しているかと思います。 私も地元で長年お世話になっている信用金庫様がいらっしゃるのですが、実家の外装修理などで困ったときにとても良い業者さんを 紹介していただいたりしてお世話になりましたので、「金融機関=信頼・安心できる」というデータは実感値としても 納得できるデータだなと思いました。
2)メール配信施策(事例)のご紹介
ここからは具体的にどのようなメール配信施策が考えられるかをご紹介していきたいと思います。
メールはコンテンツ勝負!HTMLメールの活用
メールを読むか・読まないかを判断される時間はなんと「1秒」!
ほとんどのユーザーは時間をかけてメールを読み込む事はしないのです。。
そんな一瞬で勝負が決まってしまうメール配信のポイントは2つあります。
- 内容を瞬時に理解できる分かりやすい画像イメージ
- 訴求テキスト部分は200文字程度で十分
上記を満たすメールのアウトプットイメージがこちらです↓↓
いかがでしょうか?
お伝えしたい商品の訴求ポイントが一目でわかりやすくなっていることが重要です。
上記のような画像が見やすく配置され、デザインされたメールをHTMLメールと言います。 実際、弊社が運営する金融マーケナビメールマガジンでも、HTMLの効果は約1.5倍となっています。 (参考)
TEXTメールのクリック率:平均3.09%
HTMLメールのクリック率:平均4.52%
参考)弊社「金融マーケナビ」テキストメール↓ HTMLメール↓
(※文面は、実際に過去配信したものです。掲載内容は過去配信時点のものになりますのでご容赦ください。)
実際の成果は・・・?
実際に弊社と金融機関様との実績におきましても、上記の施策を実施することにより以下のような成果を出すことができました。
- メールのパフォーマンスが良い
開封率、クリック率が従来の施策より良かった。
一般的には開封率は10%前後、クリック率は1%あれば、メール施策のパフォーマンスが良いと言えます。※2021年9月以降は、iOSの仕様変更により開封数/率は取得出来なくなりました。 - メール経由の商品・サービス申込みも好調
そして多くの金融機関様において同様の特長がみられるのですが、配信から1週間以上経っても、長くて数カ月に渡ってメールからのアクセスやお申込みが、少ないながらも発生し続けることです。
一般的なメール施策では、配信してから反応があるのは1週間程度であることを考えると、これはとても素晴らしい特長であると言えるのではないでしょうか。
お客様はご自身が利用している金融機関からのメールときちんと認識して、メールを消さずに残していることが読み取れますね。
3)シナジーマーケティングがお手伝いできること
メールは見られている!成果もあがる!ということをこれまでご紹介してきましたが、そうは言っても日々の業務で多忙な金融機関ご担当者様、
「なかなかメール配信まで手が回らない。。」
というのが現実ではないでしょうか。
Synergy!なら簡単にメール施策を実施することができます!
その①:顧客データの有効活用(データベースとメール配信機能)
Synergy!の顧客データ管理機能をご利用いただければ
氏名
住所
メールアドレス
などの個人情報はもちろんのこと、
口座保有の有無
既存サービス(ローンなど)の利用状況
といった各金融機関様それぞれのサービス利用状況とお客様の情報を紐づけて管理することも可能です。
この機能をご活用いただくことにより、最適な人に最適なタイミングで対象者をしぼり、配信条件を設定したメールを配信することも出来るようになります。
その②:配信設定サポートor代行サービス
金融機関ご担当者様ご自身で設定する事ももちろん可能です。
基本的な設定方法が分からない時は、弊社の無料サポートデスクにお問い合わせいただいたり、そもそも対応するお時間が確保できない場合は、希望される作業・設定業務を弊社にお任せいただく有償の代行サービスもご用意してます。
メール配信機能には、
- 決まった日付を指定することで自動的にメールを送信することができる機能
- メールの開封やWebページへのアクセスなどのお客様の行動に沿ったタイミングで自動でメールを配信できる機能
- AとBどちらの件名でのメール配信の方が開封率が良かったかなどを検証できるABテスト機能
など多岐にわたりますので、ご担当者様のご計画に応じて最適な機能の活用をご提案させて頂きます。
4)おわりに
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
今回ご紹介させていただきました弊社のサービスに少しでもご興味をお持ちいただけましたら以下URLよりお気軽にお問い合わせください。
料金のご紹介もあわせて承ります。
お問い合わせはこちらからお気軽にどうぞ!↓↓
https://mnhb.f.msgs.jp/webapp/form/22658_mnhb_10/index.do