金融業界のデジタルマーケティング入門「金融マーケナビ」

その他

はじめての「地銀口座開設」~銀行を知る!~

2022年1月20日 272 Views

はじめまして。2021年11月に当社に入社いたしました勘坂(かんざか)と申します。
金融機関様特化の事業部で働くようになり、多くの地方銀行様とお仕事をさせていただくこととなりました。そんな中、ふと思ったことがあります、
「地方銀行さんって、テレビCMや、街で支店や広告を見たりするけど、個人として関わったこと今までなかったな。」

そう、大学を卒業してからずっと某メガバンク1行のみを使ってきた私は、地方銀行とは??というところから、全く理解しておりませんでした。

そんなことでは当事業部でいい仕事はできないかもしれない。
ということで、まずは口座作るところからやってみよう!!

今回はそんな私が初めて地方銀行様で口座を作ってみたお話をお届けいたします。

地方銀行で口座作るメリットって?

まずここを考えます。
これについてはまとめているサイトがたくさんあったので、そこから学ばせていただきました。それによると、法人と個人それぞれで別のメリットがあるようです。
今回は私が個人的に開設するものなので、個人のメリットのみにフォーカスを置きます。
・融資(ローン)が受けやすいこと
・本店所在地を本拠地とするスポーツチーム等の団体とのコラボなど、独自の取り組みをしていることがある。

なるほど、そんなメリットが。

そういえば私の実家は大阪のある地銀の口座を持っていたことを思い出し、なぜその銀行の口座を使っていたのか聞いてみました。
「結婚して最初に住んだマンションの管理費の引き落とし口座がその銀行の●●支店指定だったから、そのために開設してそのままメインバンクとして使っている」とのこと。
うーん。あまりメリットとしては参考になりませんでした。でもそのようなパターンもあるのですね。

どの銀行で開設しよう

どの銀行で開設するべきか、いくつかポイントを押さえて比較したいと思います。

前述の地銀で口座を作る際のメリットをもとに考えると、
「本店所在地を本拠地とするスポーツチーム等の団体とのコラボなど独自の取り組み」これは惹かれる要素ではあるのですが、すごく比較が難しいので、今回は考慮しないこととします。

もう1つの「融資(ローン)が受けやすいこと」というポイントに関しては、比較検討がしやすいように思います。
ただ、独身、子供なしの自分としては住宅ローンや教育ローンは現実的じゃない。
ということで、最近車の購入を検討し始めているため、自分として現実的な、マイカーローンを軸に比較検討をしてみます。

比較検討の項目は以下の通り。
・金利:やっぱりできるだけ低いところで借りたい
・貸付限度額:そんなに大きい金額を借りるつもりはないが、最大いくらなのかは気になる。高級車が買いたくなるかも?
・振込時手数料負担:大きい金額となってしまうと影響があるか。
・ローン返済シミュレーションができるか:初のローンなので、返済計画をシミュレーションできると嬉しい。
・口座開設がWebで完結できるか:店舗にいく手間はできれば避けたい。

上記の項目を、大阪、京都、兵庫の地銀(A銀行、B銀行、C銀行)と大阪の信金(D信金)で調べて比較してみました。

比較した結果がこちら。(※2022年1月時点)
それぞれ、よかった項目を色塗りしてみました。

<金利>
C銀行が少し高くなってしまいました。
A銀行、B銀行は下限が低いですが、中央値で考えると、D信金も大きい差はないように思います。

<貸付限度額>
どこも同じく1000万円まで借りられ、差はつきませんでした。
(そこまで借りるつもりはありませんが)

<手数料負担>
B銀行のみ0円との記載があり、頭一つ抜けていますね。
ただ、数十、数百万円を借りるので、数千円程度の手数料であれば大きい違いではないとも考えられます。

<返済シミュレーション>
B銀行とD信金にはシミュレーションがありません。
他行のシミュレーションでも、借入額と返済期間、金利を手入力して計算するものなので、他行のものを使えば問題ありませんが、できればそのサイトでシミュレーションまでやりたいところです。

<Web完結可否>
D信金以外は店舗に行かなくとも口座開設ができるようです。
A銀行、B銀行はアプリをダウンロードしてアプリで開設、C銀行はサイト上での開設となりそう。

<総合的に>
結論として、私は大阪のA銀行で口座を開設することとしました。
全体的にほぼ条件が同じのようだったので、それならばやはり自分が育った街である大阪の銀行がいいという理由です。
やはり、地銀で口座を作るならば、メリットのみでなく、「思い入れ」の部分は影響しますね。

いざ、口座開設!

さて、それでは実際の開設作業に入ります。
Webサイト上のリンクから、スマートフォンにアプリをダウンロード。

んん??口座開設専用アプリ???
今後口座利用で使うアプリではなく、開設専用なのですね。開設のためだけにアプリをダウンロードが必要なことに、若干違和感。それならフォームでいいような気も、、、

気を取り直して、アプリの指示に従って開設作業を進めます。
確認事項にチェック
・満18歳以上で、A銀行の口座を持っていない。
・事業用の口座ではない。
・運転免許証記載情報が最新である。
・「個人情報の取り扱いについて」や「反社会的勢力でないことの同意」等を読んで同意すること
運転免許証またはマイナンバーカードで本人確認。
ここでやはり、eKYCによる本人確認がありました。やはり増えていますね。
先日も某フリマサービスの本人確認で同様のシステムを利用しました。どんどん世の中のスタンダードになりそうです。
私はマイナンバーカードを使用。両面撮って、厚みも撮って、自分の顔を撮りながら顔を左右に振る。
何度もエラーが出て最初からやり直しになり、ひとりで「なんでやねん!」と叫ぶこと数度。やっと認証されました。これはエラー出にくくしないと離脱多くなりそうだなぁ。
(私は正直途中で心が折れかけました)

基本情報入力
氏名や生年月日などの情報をフォームに入力。eKYCで読み取れた項目については事前に入っていたので、結構楽できました。

完了!
手続き完了です。
メールが届きました。メール記載内容はざっくり以下の通り。
・申込受付を完了しました。
・申込完了後約10日でキャッシュカード、その他書類が届く。
・総合的判断により、口座開設をお断りする場合がある。

などなど。あとはキャッシュカードを待つだけ!楽しみです。

結果

申込の翌日、1通のメールがA銀行から届きました。
「お客さまは既に口座をお持ちのため、アプリでの口座開設ができません。」

なんということでしょう!
A銀行で口座を作ったことは絶対にないのに、なぜそのようなことになったのか、、、

そんなわけがない!とA銀行に問合せをしようかと思った直前、一つ思い当たる節があり、母に電話をしてみました。

やはり、、、
私が学生の頃に、両親が私の名義で口座を作っていたようです。
その場合でも、私が口座を持っていることになるのか。

ありがとう。両親の愛に感謝です!

ただ、その結果、今アプリで口座を作れないという結論にいたりました。

おとなしく母にお礼を言い、窓口に向かい、普通に口座を作った私でした。
窓口での手続きは、一般的な銀行と変わりないものでしたが、全ての情報入力をタブレットで行い、紙に記入することはありませんでした。
30分ほどで手続きが完了し、その場で通帳とキャッシュカードを受け取ることができました。

まとめ

今回、口座を開設するにあたって複数の銀行を比較しましたが、基準にしたローンの金利のほかにも、店舗・ATMの数、振込や引き出しの際の手数料額などさまざまな違いがあるようです。
そしてやはり、個人での口座開設のメリットの一つとして挙げた、「本店所在地を本拠地とするスポーツチーム等の団体とのコラボなど、独自の取り組み」に関しては、やはり各行特徴が様々でした。
定期預金をすれば●●の限定グッズがもらえる、などファンにとってはかなり魅力的な要素にも思います。
数字的メリット、取り組みの特徴、地域に対する想いなど、自分が大事にするポイントに強い銀行選びが大事だと感じた、今回の口座開設となりました。

さて、口座開設もできたことだし、車購入計画を実行に移すべく、ローン仮審査も申込んでみようか。実際金利はどのくらいになるのかな?
と、次の動きが大変楽しみになった私でした。

口座開設の煩雑さのところで「ドキッ」とした。eKYCまだ導入してない。オンラインでの口座開設もまた対応してない。
という金融機関の皆様!シナジーマーケティングでは利用者にやさしいフォーム、入力設計をご提案いたします。eKYCの連携実績も多数あります。ぜひご相談ください!

金融マーケナビメールマガジン登録はこちら! ※記載されている内容は掲載当時のものであり、一部現状とは内容が異なる場合があります。ご了承ください。