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マーケティング事例顧客管理

【第一部】「デジタル完結するeKYCを活用した継続的な顧客確認・管理について」~ウェビナー開催レポート

2021年1月7日 194 Views

シナジーマーケティング 金融ビジネス推進グループの前岡です。

2020年11月11日に「デジタル完結するeKYCを活用した継続的な顧客確認・管理について」というタイトルで、
株式会社TRUSTDOCK様(https://biz.trustdock.io)との共催でウェビナー (※オンライン上で開催するセミナー)を開催いたしました。

本記事は上記ウェビナーの開催内容をとりまとめ、お届けいたします。

※本記事でご興味持っていただける点がございましたら、オンラインでの相談窓口 を設けておりますので、カレンダーよりご都合の良い日時でお気軽にご予約ください。

※本記事は二部構成となっています。ぜひ第二部も合わせてご覧ください。

【第二部】「デジタル完結するeKYCを活用した継続的な顧客確認・管理について」~ウェビナー開催レポート

【第一部】株式会社TRUSTDOCK 代表取締役/CEO 千葉様からのお話

まず株式会社TRUSTDOCK 代表取締役/CEO 千葉様より、eKYCについてお話をいただきました。

eKYCとは?

お話の前にそもそも「eKYC」について整理します。
 ※TRUSTDOCK様のページも参照いたしました。詳細はこちらのページも合わせてご覧ください。

まずは「KYC」について

KYC(Know Your Customer)とは直訳すると「顧客確認(本人確認)」のことを指します。
ただ業界によってその捉え方は異なります。
※今回は金融機関様にとっての「口座開設時等に行う本人確認業務」の意味で使います。

KYCを語る上でベースとなる準拠法は「犯罪収益移転防止法」です。これは、2007年3月に成立・公布された法律で、金融機関等の取引時確認や取引記録等の保存、疑わしい取引の届出義務など、マネーロンダリング及びテロ資金供与対策のための規制を定めたものとなります。

この犯収法において、直近の法改正が施行されたのは2018年11月。そして、2段階目が今年の4月。

それまで本人確認といえば、基本的には対面による本人確認書類の提示、または非対面の場合における「写真付き本人確認書類の写し送付+転送不要郵便」が中心となるプロセスでした。

それが法改正により公布された「改正犯収法」では、郵便を送るというプロセスだけでなく、新たに取引時の本人確認において、専用ソフトウェアを用いて、その場で身分証を撮影して、申請情報との確認を行う身元確認とともに、同時に提出者の容貌もその場で撮影して、当人認証も行うことで、転送不要郵便を送らずに、取引時の本人確認を行うことが可能になりました。

つまりスマートフォン等を使ったインターネット上で、必要な契約を先に進めることが可能になりました。

このようなインターネット等を活用することで本人確認業務をオンライン完結されることを、KYCに「e」がついて「eKYC(electronic Know Your Customer)」と呼んでいます。

広義なeKYCと狭義なeKYC

上記で整理いたしましたが「ここで述べているのは広義のeKYCである」と千葉様はおっしゃっていました。

広義で捉えると「インターネット等を活用することで本人確認業務をオンライン完結されること」をeKYCとしていますが、「犯罪収益移転防止法などの法規制で定義されている本人確認手法」のことをeKYCと捉える考え方もあります。

犯罪収益移転防止法は、金融機関を含めた特定事業者(※)が規制強化の対象となり、事業者側もそれぞれの法規制に準拠する必要があります。

日本で唯一、KYC/eKYCに特化した専門機関

このような状況の中でTRUSTDOCK様は「日本で唯一、KYCに特化した専門機関」として事業者向けに様々なAPIを用意されており、ユーザー向けに提供しているアプリを加えて、アプリとAPIで改正犯罪収益移転防止法のKYC/eKYCの全てを提供されています。

Synergy!などのCRMツールへの組み込みが短期間で可能

TRUSTDOCK様のAPIの組み込みは、JavaScriptコードとREST APIでの組み込みです。
「eKYCの組み込み開発自体は、わずか2週間程度での実装が可能」と千葉様もおっしゃっていました。

またJavaScriptでの組み込みのため、弊社のSynergy!をはじめとした様々なCRMツールへの組み込みが可能です。

※TRUSTDOCK様とシナジーマーケティングでは、本人確認と継続的顧客管理をオンラインで完結することを目的に業務提携を結んでおります。
<プレスリリースはこちら

eKYCのデモ動画について

セミナーではTRUSTDOCK様のシステムを利用した、eKYCによる本人確認のデモ動画も披露されました。

もしデモ動画をご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、シナジーマーケティングまでお声掛けいただけますと幸いです。

さいごに

ここまではセミナーの第一部として、eKYCの分野について、TRUSTDOCK代表取締役/CEOの千葉様にお話いただいた内容をまとめました。

第二部では、シナジーマーケティング 金融ビジネス推進グループ マネージャーの土居より、金融機関様ではeKYCと同じくホットワードとなっている「継続的顧客確認」について、Synergy!を活用した運用イメージについてお話いたしました。

ぜひこちらもご覧ください。
https://finance.synergy-marketing.co.jp/webnner_ekyc_part2/ ‎

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