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FIT大阪2023セミナー開催レポート【飯田信用金庫様ご登壇】新たな顧客接点の創出! 庫内で実践した「仮説思考」デジタルマーケ

2023年11月13日 569 Views

シナジーマーケティング 金融ソリューション事業部の前岡です。

FIT大阪2023に今年度も出展いたしました。

今年度は飯田信用金庫 矢澤様にご登壇いただきセミナーを開催いたしました。
本記事ではセミナーの開催レポートをお届けいたします。

飯田信用金庫様のご紹介

飯田信用金庫は、長野県飯田市に本店を置く信用金庫です。
「地域社会の発展に貢献する」を経営基本理念とされています。

飯田市はリニア中央新幹線長野県駅の設置が予定されており、またりんご、市田柿、なしを中心とした特産品や、「民俗芸能の宝庫」としても有名です。

(実は「日本一の焼肉街」としても有名です。気になる方はぜひ調べてみてください!)

飯田信用金庫様は2020年にSynergy!を導入いただいており、今回ご登壇いただきました飯田信用金庫 営業統括部 業務CS推進課 サブリーダー 矢澤 渉様を中心に、デジタルマーケティング、セミナー受付、アンケートなど様々な領域でご活用いただいております。

新たな顧客接点の創出!庫内で実践した「仮説思考」デジタルマーケ

それでは本題の、セミナーレポートに入ります。

飯田信用金庫様の課題

飯田信用金庫様では、施策のデジタル化の課題感を強く認識されていました。
この課題感は、飯田信用金庫様に限らず多くの金融機関様でも同様の課題をお持ちだと思います。

上記課題に対して「とにかくやってみよう!」ということで”デジタルな施策”にチャレンジされました。

例えば下記のような具合です。

  • Web広告を出稿してみよう!きっと若い人が見てくれるはずだ!
  • アプリを導入しよう!きっと多くの人が使ってくれてデジタル化が解決できるはずだ!

しかしやってはみたものの「CV?CPC?ペルソナ?なんですかそれ?」「Google Analytics?タグと言われても・・・」といった状況で、何がなんだかさっぱりわからず、、、

またアプリも、確かに顧客利便性の向上にはつながった”かもしれない”ですが、それを計測する方法がわからなかったそうです。

矢澤様はこのようにおっしゃられていました。
「今までにない施策をチャレンジしたが、ITリテラシーもなく、また部署・金庫にノウハウがない、聞ける人もいなく、『よくわからない』という状態で、良し悪しを判断できないまま手段が先行した状態になりました。ここを解決しないとスタートできないなと感じました。」

「よくわからない」からの脱却

とにかく施策のデジタル化にチャレンジしてみましたが、「よくわからない」という壁にぶち当たった飯田信用金庫様。

しかし矢澤様は「『わからない』から外部の代理店などに任せきりにするのではなく、自分たち・部署・チームでデジタル化を回していくことが必要だ。外部に依頼する場合でも、自分たちが理解していないと正しく施策を動かせない。」とおっしゃられました。

そのため、直近のゴール設定として次の3つを設定しました。

  • ①仮説を立てる
  • ②施策の企画・推進
  • ③正しく評価できる

 

シナジーマーケティングとの取り組み

「よくわからない」から脱却し、自分たちでデジタル化を回せるようになるために、
飯田信用金庫様とシナジーマーケティングでは、下記2ステップでの取り組みを実施しました。

STEP1:DX BOOSTER

ステップ1のマーケティング担当者育成サービスでは、
シナジーマーケティングが提供する「DX BOOSTER」(https://dx.synergy-marketing.co.jp/)を採用いただきました。

DX BOOSTERは、これからデジタルマーケティングに本格的に取り組みたいが、現場で担える担当者がいない…といった悩みを解決するための、新任マーケティング担当者育成サービスです。

各社のデジタル資産(ホームページなど)を活用した6ヶ月間の実践的なプログラムによって、未経験から始めても、短期間で現場で使える実務的なデジタルマーケティングスキルを身につけることが可能です。

飯田信用金庫様では、DX BOOSTERの「Google Analytics活用プラン」でプロジェクトを開始しました。(GA4にて実施しております。)

デジタルマーケティング施策は、Web広告、メール、SNSなどどんな施策でもWebページは切り離すことができません。
まずはWebページを中心とした効果計測から開始しました。

矢澤様はDX BOOSTERについて「『開始したはいいけど、何も環境が整ってない・・・!』『金庫のリテラシーが低すぎるとマズイのでは?』といった不安がありましたが、DX BOOSTERは6ヶ月のプロジェクト開始前に、リテラシーレベルの目線合わせ、計測環境の確認、課題抽出など綿密に打ち合わせを行ったので安心できました」とおっしゃられていました。

また、DX BOOSTERは他の教育サービスと異なり「各社それぞれのホームページなどを題材に6ヶ月間のプログラムを策定し、担当者様に課題に取り組んでいただく」という特徴があります。

筆者もDX BOOSTERは6ヶ月間欠かさず参加しておりましたが、矢澤様を含む飯田信用金庫のプロジェクトメンバーのみなさまが、GA4の数字をご自身で計測された結果「マジか・・・!」「そうだったのか・・・!」という反応をされていたのが印象的でした。

矢澤様もセミナーの中で「経験豊かなチームメンバーの勘や経験を揺るがすような数値があり、悲鳴や歓声が上がったことはここだけの秘密」とおっしゃられていたので、間違いはなさそうです。
(秘密を暴露してしまいましたが・・・まぁいいでしょう!w)

STEP2:Synergy!を活用した施策

DX BOOSTERを実施後、いよいよ金庫様で自分たちでデジタル施策を企画推進していくフェーズとなりました。
STEP2ではSynergy!のデータベース・フォーム機能、メール配信機能を用いてデジタル施策を実際に企画・推進しました。

まずはフォームを活用した情報収集からです。

お客様や金庫内の職員に向けたアンケート施策を実施しました。
すると意外にも「各営業店や他部署職員から『店舗でお客様向けにこのようなアンケートを取りたい』『顧客向けにこういうアンケートを取ってみたらどうか』など様々なアイデアの提供や依頼があり、改めてフォームによる情報収集のニーズの高さを実感しました。(矢澤様)」といった反響があったことをご紹介いただきました。

 

次に、収集した情報を活用したお客様へのメール施策です。
スモールスタートではありますが、一つの支店と連携し、お客様への情報提供を通じて接点を増やすための施策を展開されています。

 

また下記のように各種セミナーやキャンペーンの申込についてのWeb化にもトライされました。
下記フレッシャーズキャンペーンは矢澤様が企画され、

  • フォームによる申し込み受付とアドレスの取得
  • 特典付与のメールの配信
  • メール内でのミニアンケートの実施
  • アンケートから現状とのギャップを抽出、次回の課題洗い出し

までを金庫内で実施されました。

矢澤様からは「当初定めていた『仮説設定→フォームによる調査企画→検証・評価して次回に改善をする』というループを、Synergy!を利用して自分たちで実行できた」という手応えをセミナーでもお話しいただきました。

 

Synergy!の操作性について

Synergy!でのフォーム作成やメール配信の難易度ですが、矢澤様のご感想としては「直感的に操作ができるので、マニュアルなどを見ることなく初心者でもすぐに習得可能」といただいております。

手前味噌ではありますが弊社メンバーも運用の伴走に入らせていただくので安心してご利用いただけるツールです。

 

まとめ

矢澤様からはまとめとして「デジタル化は人任せではなく、自分たちが理解するところからスタートし、はじめはスモールスタートでよい」といただきました。

そして「デジタルマーケティングは良くも悪くも結果がはっきりし、自分たちの努力が如実に結果に表れます。デジタルマーケティングを実施したことがないの場合は0スタートとなり、一朝一夕にノウハウが積み上げられるものではないため、片手間でデジタルマーケティングを行うのではなく、専門部署の配置や専門人材を育てるなど、組織的・継続的に取り組んでいくことが、効果的なのではないか(矢澤様)」という考察もいただき、セミナーは終幕となりました。

おわりに

今回の矢澤様のお話は弊社メンバーも感じるものが多く、シナジーマーケティングとしてもご支援先の金融機関のご担当者様に「いかに自分ごと化していただくか?」という視点の大事さを改めて教わりました。

今回のセミナーはぜひ様々な金融機関のご担当者様にご覧いただきたい内容です。
もし「FITでは見れなかった」「内容をもっと知りたい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽に弊社営業メンバーへご連絡いただけますと幸いです。
(営業メンバーとやり取りがない方は、ぜひお問い合わせフォームよりご連絡ください)

末尾にはなりますが、矢澤様改めてありがとうございました。
また、最後までお読みいただきましたみなさまにも、改めてお礼申し上げます。

ありがとうございました!

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